使い捨てコンタクトレンズ通販の価格比較のエントリーリスト -2007年11月-

赤外線障害(せきがいせんしょうがい )

11月13日

赤外線障害で生体への影響として、主に眼障害や皮膚障害、熱中症を引き起こします

赤外線は、可視(かし)光線(390-750nm)より長い750-106nmの波長を有する電磁波で、熱線とも呼ばれています。自然界では、太陽放射線が50%以上を占めますが、地上に存在する発熱体からも放射されています。太陽放射線の50%近くは、成層圏で水蒸気や二酸化炭素などに吸収されます。地球そのものも発熱体であり、3000-5000nmの赤外線を放射しています。

赤外線は、その波長により大きく近赤外線(きんせきがいせん)(750-3000nm)と遠赤外線(えんせきがいせん)(3000-106nm)に分けられます。赤外線は、生体への影響として、主に眼障害や皮膚障害、熱中症(ねっちゅうしょう)を引き起こします。皮膚への透過吸収は、近赤外線(とくに、750-1500nm)で最も大きく、深さ30mmにも達します。

障害の現れ方

眼障害
近赤外線

水晶体(すいしょうたい)の白濁を引き起こし、白内障の原因となります。角膜炎(かくまくえん)や結膜炎(けつまくえん)の原因となることもありますが、紫外線と異なり遅発性です。

遠赤外線

網膜火傷(もうまくかしょう)(やけど)や虹彩萎縮(こうさいいしゅく)、黄斑変性(おうはんへんせい)を引き起こします。

皮膚障害
近赤外線

強い透過力で真皮にまで達し、表皮の基底膜細胞や真皮の毛細血管、皮脂細胞を障害する結果、皮膚の肥厚、充血、乾燥(大理石様皮膚あるいは火だことも呼ばれている)を引き起こします。

遠赤外線

熱火傷(ねつかしょう)(やけど)を引き起こします。

熱中症

とくに、多量の発汗に伴って、水分を頻回に摂取した時に発症する熱けいれんに注意する必要があります。

治療の方法

赤外線曝露(ばくろ)からの離脱が最も重要です。眼障害や皮膚障害、熱中症では、重症度に応じた治療が必要です。

予防対策

赤外線が発生する職場では、赤外線発生源の遮断、赤外線発生源の遠隔操作、遮熱保護眼鏡の使用、遮熱保護衣服や遮熱保護手袋の着用、作業場近くに冷房室を設備するなどの対処が必要です。

赤緑色覚異常(せきりょくしきかくいじょう)

11月13日

赤緑色覚異常とは、X染色体上に存在する赤(せき)・緑視(りょくし)物質遺伝子の異常によって発症する色覚異常

赤緑色覚異常は、X染色体上に存在する赤(せき)・緑視(りょくし)物質遺伝子の異常によって発症する色覚異常です。色覚異常とは、色の見え方・感じ方が、色覚正常といわれる人とは異なる状態をいいます。

日本人の場合、男性の20人に1人、女性では500人に1人の割合で発症するといわれています。

症状の現れ方

赤緑色覚異常では、緑から赤までの色、つまり、緑色・黄緑色・黄色・橙色・赤色での色の差が少なく、鮮やかさが少ない色と感じられています。日常生活で支障を来すことは少ないとされていますが、間違えやすい色の組み合わせや状況があります。

色の組み合わせでは、赤色と緑色、橙色と黄緑色、赤色と橙色、緑色と黄緑色などの識別が困難であり、また暗緑色と茶色、桃色と灰色、緑色と灰色、青色と紫色なども見分けづらくなります。

色を誤認しやすい状況としては、暗い環境、対象物が小さい時、集中力を欠いている時、急いでいる時、疲れている時などがあります。

検査と診断

スクリーニング検査は色覚検査表によって行います。さらに、アノマロスコープという検査で確定診断を行います。

治療の方法

現在、赤緑色覚異常に対しての治療法はありません。検査結果から色覚異常の程度を明らかにし、誤認が起こる可能性のある色、色の誤認が起こりやすい状況などを理解することが大切です。

先天緑内障(牛眼)

11月13日

先天緑内障とは胎生期における隅角の発達異常により、房水の流れる線維柱帯の機能が生まれつき低下しており、房水を排出する機能が悪くなる

先天緑内障では胎生期における隅角(ぐうかく)の発達異常により、房水(ぼうすい)の流れる線維柱帯(せんいちゅうたい)の機能が生まれつき低下しており、房水を排出する機能が悪くなります。その結果、著しい高眼圧となります。子どもでは眼の組織が軟らかいため、眼圧が高くなると眼球、とくに角膜が大きくなり、牛眼ともいわれます。全身先天異常の有無によって原発性と続発性に分類されます。

原因は何か

ほかの眼組織の異常や全身の先天異常を伴わない場合は、原発先天緑内障といいます。頻度としては出産1万?1万2500人に1人といわれています。生後3カ月以内に診断されたものは90%が両眼性です。3カ月?3歳までの間に診断されたものでは60%が両眼性です。そのほか、眼球の先天発達異常を伴うものや、母斑症(ぼはんしょう)や代謝異常など全身の先天異常を伴う場合を続発先天緑内障といいます。

眼球では角膜や虹彩(こうさい)の異常、全身的には歯の異常や顔面異常、皮膚の異常など多岐にわたる合併が多くみられます。遺伝性のものも多いですが、遺伝形式は病気によって異なります。

症状の現れ方

乳児が光をいやがったり、涙が多かったり、まぶたのけいれんで気づくこともあります。3歳以下では眼圧が上昇すると角膜が大きくなります。3歳を超えると眼球が発達し、角膜の進展性がなくなっているため眼圧にも耐えることができ、角膜拡大はみられません。したがって、視力低下で見つけることが多く、発見が遅れ予後不良となりやすい傾向があります。片眼性の角膜拡大は発見しやすいのが特徴です。

検査と診断

眼圧検査、隅角検査、視神経乳頭陥凹(かんおう)、角膜径などを検査し、診断します。乳幼児の検査では催眠が必要です。角膜径は新生児で11mm以上、1歳で12mm以上の場合は注意が必要です。

治療の方法

診断が確定すれば、原則として手術療法が行われます。通常、全身麻酔をして、ゴニオトミーまたはトラベクロトミーという、房水の流れが悪くなっている隅角を切り開いて房水流出を改善する手術が行われます。
 予後は約8割で眼圧を正常にコントロールできますが、新生児や2歳以降の発症では予後が悪く、角膜径が14mm以上では予後不良とされています。

病気に気づいたらどうする

赤ちゃんで目つきがおかしい、光をいやがる、涙が多いなどの症状ががみられたらすぐに眼科を受診し、適切な治療を受けることが大切です。

前房出血(ぜんぼうしゅっけつ )

11月13日

前房出血とは外傷により前房中に出血を来す病態のこと

外傷により前房中に出血を来す病態で、程度により治療方法が異なってきます。高眼圧(出血により眼圧が高くなったり)、角膜血染(かくまくけっせん)(角膜が血液により染まる)、再出血などに注意が必要です。

原因は何か

鈍的(どんてき)外傷により眼球が陥没し、虹彩(こうさい)や毛様体(もうようたい)が傷ついて出血します。眼球破裂を来した場合にも、虹彩や毛様体が傷ついて前房出血が起こります。

症状の現れ方

鈍的外傷の直後から、程度の軽いものではまぶしさ、重症のものでは視力の低下が認められます。治療により改善しますが、受傷後2-7日後、再出血を起こすこともあります。

検査と診断

眼球破裂、異物の有無をCTや超音波検査で確認します。

また、視力・眼圧・細隙灯(さいげきとう)顕微鏡検査、眼底検査を行います。

治療の方法

出血の吸収、再出血の予防のため、ベッドを30-45度に傾けて安静にすることが基本です。虹彩炎(こうさいえん)の強い例では散瞳剤(アトロピン点眼)の投与、ステロイド薬の点眼を行います。止血薬の内服などを併用することもあります。また、高眼圧に対しては点眼、内服治療を行います。大量の前房出血、コントロールできない高眼圧、角膜血染を起こした場合は、前房内を洗浄します。