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細菌性結膜炎(さいきんせいけつまくえん)

2月13日

細菌性結膜炎の黄色ブドウ球菌による結膜炎は、高齢者の慢性細菌性結膜炎の代表的な病気

結膜炎を引き起こす細菌には、インフルエンザ菌、肺炎球菌、黄色ブドウ球菌、淋菌(りんきん)などがあります。

通常よくみられる細菌性結膜炎は乳幼児や学童期に多く、原因菌にはインフルエンザ菌が最も多いようです。発症時期は冬期が多く、感冒(かんぼう)(かぜ)にかかった時に起こりやすいといわれています。

肺炎球菌の場合は、インフルエンザ菌に比べて罹患年齢はやや高い傾向にあります。黄色ブドウ球菌による結膜炎は、高齢者の慢性細菌性結膜炎の代表的な病気です。淋菌性結膜炎は性行為感染症(STD)のひとつす。

症状の現れ方

病原菌により、症状に多少の差があります。

インフルエンザ菌や肺炎球菌の場合は、結膜の充血と粘液膿性の眼脂(がんし)(めやに)が現れます。肺炎球菌の場合は、時に小点状の出血斑や軽度の結膜浮腫(むくみ)も現れます。

黄色ブドウ球菌の場合は、成人では眼瞼結膜炎(がんけんけつまくえん)の形で慢性的にみられることが多く、角膜にも病変が存在することもあります。

検査と診断

眼脂の培養を行い、病原菌の検索と薬剤の感受性試験を行うことが基本ですが、症状からほぼ類推することができます。

治療の方法

それぞれの病原菌に対する感受性の高い抗生物質や、抗菌薬の点眼が処方されます。

細菌性角膜炎(さいきんせいかくまくえん)

2月13日

細菌性角膜炎とは細菌性角膜炎は細菌が角膜に感染して、強い炎症を起こす病気のこと

細菌性角膜炎は細菌が角膜に感染して、強い炎症を起こす病気です。

原因は何か

角膜の表面には上皮細胞がきれいに張っていて、また、その上の涙のなかには細菌感染から眼を守るさまざまな分子が含まれているため、通常はなかなか感染が生じません。ところが、角膜の表面が傷ついた場合はこの防御線がくずれ、角膜に感染を起こしてしまいます。

昔は、たいてい角膜に異物が飛び込んだ時などに表面に傷がつき、そこから細菌が感染していましたが、最近はコンタクトレンズが原因の感染が非常に増えています。

症状の現れ方

角膜に細菌が感染すると、眼の痛みと白眼の充血を伴って視力が低下し、涙や目やにがかなりたくさん出ます。角膜に白いにごりがあるのが、肉眼でわかることもしばしばあります。通常は片眼性です。

非常に重症で手遅れとなった場合は角膜に孔(あな)があくことがありますが、この時は温かい涙が突然たくさん出ます。これは、眼内の液(房水(ぼうすい))が外へ突然もれたために、このような症状になります。

検査と診断

角膜の悪くなっている部分をこすりとって、それを顕微鏡で調べたり、培養したりして、菌が感染していることを確認するとともに、菌の種類とどのような抗菌薬が有効か(感受性)を検査します。

治療の方法

抗菌薬の投与を行います。軽症では点眼薬を頻回投与(1時間に1回など)しますが、重症例では、それに加えて点滴や結膜下注射(白眼のところへの注射)を行います。この場合は、多くは入院治療が必要となります。

このような薬物治療で治らない場合や、強いにごりを残して治った場合は、角膜移植を行うことになります。

病気に気づいたらどうする

細菌性角膜炎は日に日に悪くなる病気で、治療のスタートが遅れれば遅れるほど予後が悪くなるので、早く眼科を受診する必要があります。また、異物が入った時は、それが感染のきっかけになるので、症状が軽くても、やはり放置せず眼科を受診しましょう。

コンタクトレンズが感染源として疑われた場合は、そのコンタクトレンズを保存液につけたままで持っていけば、検査設備の整った病院なら、そこから原因となった微生物を見つけることができる場合があります。

サイトメガロウイルス網膜炎

2月13日

サイトメガロウイルス網膜炎は後天性免疫不全症候群における代表的な眼の日和見感染症のひとつ

ヘルペスウイルス科に分類されるサイトメガロウイルスによる網膜感染症です。このサイトメガロウイルスには、日本では成人の約90%の人が潜伏感染しており、ほとんどすべての人がこのウイルスを体内にもっています。

何らかの原因により、サイトメガロウイルス網膜炎が発症すると、網膜は壊死(えし)に陥り、失明にまで至ります。後天性免疫不全(こうてんせいめんえきふぜん)症候群(エイズ)における代表的な眼の日和見(ひよりみ)感染症のひとつです。

原因は何か

サイトメガロウイルス網膜炎は、大別して2つに分けることができます。先天性のサイトメガロウイルス感染症によるもの、すでに体内に潜伏感染しているサイトメガロウイルスによる後天性の網膜炎によるものです。
 の先天性のものは、胎児が母体内にいる時に、胎盤を経由して感染し、多くの臓器症状のひとつとして発症するものです。この場合、眼球それ自体に異常(例:視神経乳頭(ししんけいにゅうとう)形成異常)が認められることもあります。

それに対し、の後天性のものは、何らかの原因で体の免疫力が落ちている場合に発症します。悪性腫瘍(あくせいしゅよう)で抗がん薬投与中の人、臓器移植後で拒絶反応を抑えるために免疫抑制薬使用中の人、そしてここ10-20年間では後天性免疫不全症候群(エイズ)の人での発症が注目されています。

一般的に、成人のサイトメガロウイルス網膜炎といえば、の後天性のものを指します。つまり、すでに体内に潜伏感染しているウイルスが、免疫力の低下に伴い暴れ出し、網膜に重い炎症を引き起こすのです。健康な人が突然、この病気を発症することはほとんどありません。

症状の現れ方

この病気の症状は、視力低下から飛蚊症(ひぶんしょう)に至るまで、いろいろです。これは病変が眼底のどの部位を侵すかにより決まります。進行の度合いも、網膜血管を侵して急速に進行していくタイプから、徐々に進行するものまであり、どのようなタイプで発現するかにより症状も異なります。

多くの場合、初期には片眼で発症しますが、時間とともに両眼に至ります。さらに発症1年以内に、網膜病変の萎縮(いしゅく)に伴い、網膜剥離(もうまくはくり)を生じ、そのために視力・視野障害が起こる場合もあります。

検査と診断

診断は、全身の免疫不全状態に伴う、特徴的な眼底所見によりなされます。確定診断のためには、ウイルスの分離、ウイルス抗原の検出が行われますが、近年は分子生物学的手法(PCR法)を用いたウイルスDNAの検出が多用されています。特異性が高く、迅速であることから広く普及してきています。

また、区別すべき病気として、他のヘルペスウイルス科のウイルスによる網膜感染症が問題となりますが、PCR法を用いることで特異的なウイルスDNAの検出が可能となり、鑑別診断にも重要になっています。

治療の方法

治療は、抗ウイルス薬の点滴による全身投与です。使用薬剤としてはガンシクロビルが一般的です。治療の問題点として、長期にわたる点滴治療が必要なことから、全身的な副作用(骨髄抑制(こつずいよくせい))があります。

それらを解決するために、米国ではこの薬を特殊な小型の容器に入れ、持続的に眼球内に放出する治療(徐放性(じょほうせい)インプラント)が行われています。この特徴は、眼球局所への投与が可能であり、6カ月以上にわたる薬剤効果があることです。良好な結果が報告されており、全身の副作用も解決されています。

しかしながら、この薬の作用はウイルスの増殖を抑制するものであり、病気そのものを治す効果はありません。そのため、薬剤を中止すると病気の再燃(再発)が生じます。本質的な治療は、全身の免疫不全の改善です。

病気に気づいたらどうする

この病気は前述したように、何らかの免疫不全状態がないと発症することはありません。エイズや他の免疫不全を生じる状態(たとえば、臓器移植後で免疫抑制薬の投与中)の人で、視力低下や飛蚊症などの症状があれば、すみやかに眼科網膜専門医の診察を受けてください。あるいは、内科主治医に申告し、眼科受診の依頼をしてもらうのがよいでしょう。

サイトメガロウイルス網膜炎は、進行がそれほど速くないため、早期に発見できれば、抗ウイルス薬の投与により視機能をある程度保つことが可能です。

さかさまつ毛、さかまつ毛(眼瞼内反・睫毛内反、睫毛乱生)

2月13日

さかさまつ毛は外向きに生えて角膜には触れない睫毛が、内向きに生えて角膜に当たり、角膜に傷をつくること

本来、外向きに生えて角膜(かくまく)(黒眼)には触れない睫毛(しょうもう)が、内向きに生えて角膜に当たり、角膜に傷をつくります。

原因は何か

まつ毛が角膜方向を向く原因には、まぶた自体が内向きにまくれ込んでいる眼瞼内反と、まぶたには問題なく、毛根からのまつ毛の生え方がいびつで角膜側を向く睫毛乱生とがあります。

眼瞼内反には、先天性のものと加齢性(老人性)のものが多く、いずれもまぶたの皮膚の過剰やたるみ、皮下の筋肉の筋力低下などによるものです。先天性のもので、まぶたの内反の程度が軽く、皮膚や皮下脂肪が過剰なため、まつ毛の生える方向が内向きである場合、とくに睫毛内反と呼ぶことがあります。

また、これらのほかに、炎症などの結果、まぶたが変形して起こる瘢痕性(はんこんせい)のものや、まぶたがけいれんして起こるものなどもあります。いずれも、ひと並びのまつ毛全体が角膜方向を向くので、多くのまつ毛が角膜に当たることになります。

一方、睫毛乱生は眼瞼縁炎(がんけんえんえん)など、まつ毛の毛根部の炎症によって引き起こされることが多く、角膜に当たるまつ毛の数は1本のみの場合から多数の場合までいろいろです。

症状の現れ方

乳幼児では瞬目過剰(しゅんもくかじょう)(まばたきが異常に多い)、羞明(しゅうめい)(光を異常にまぶしがる)、結膜充血(眼が赤い)、眼脂(がんし)(目やに)、流涙(りゅうるい)などを起こします。小児、成人では以上に加え、異物感、痛みなどを訴えます。

検査と診断

眼科外来での診察で、まぶたの形状、まつ毛が角膜に接触していること、角膜の傷の程度などを診断します。常時まつ毛が角膜に接触している場合のほかに、眼球運動やまばたきの強さ次第で、まつ毛が角膜に接触する場合があります。

治療の方法

先天性の眼瞼内反・睫毛内反の場合、成長とともに1歳前後で自然に治ることが多いので、それまでは抗生剤の点眼などで様子をみるのが普通です。2歳以上で治らない場合、さらなる成長に伴い自然治癒することも期待できますが、症状の強さ次第では手術を考えます。

加齢性の眼瞼内反では、まつ毛を抜くと一時的に症状は改善しますが、またまつ毛が生えると同じことの繰り返しになります。また、抜くにしても、ひと並びのまつ毛全体を抜く苦痛も決して軽くはありません。手術して治すほうが効果的です。

睫毛乱生でも、まつ毛を抜くと一時的に症状は改善しますが、まつ毛が生えるとやはり同じことの繰り返しです。抜く本数が少なくても、繰り返せば炎症を引き起こしたり、さらに太いまつ毛が生えてくる場合もあります。
 きっちり治すには手術が必要で、睫毛電気分解(まつ毛の毛根を電気の針で焼く)や冷凍凝固、また内反症手術に準じた手術などが行われますが、簡単には治らない場合もあります。

病気に気づいたらどうする

同様の症状でも結膜炎、眼瞼縁炎などの場合もあるので、早めに専門医を受診してください。

サルコイドーシス

2月13日

サルコイドーシスは、全身のリンパ節やいろいろな臓器に結節という腫瘍のような塊ができる病気

サルコイドーシスは、全身のリンパ節やいろいろな臓器に結節という腫瘍のような塊ができる病気で、ときにぶどう膜炎を併発します。

症状と診断

全身のサルコイドーシスの患者の30-40パーセントに、目の症状が出るといわれます。ぶどう膜炎は両目に出ます。サルコイドーシスによるぶどう膜炎の特徴は、角膜の後面に白っぽい小さな沈殿物が多数つき、硝子体には雪玉のような濁りが現われ、眼底には血管炎などの症状が出ます。

胸のなかのリンパ節にもっともよく結節ができるので、診断をつけるために胸のエックス線撮影をしたり、リンパ節をとりだして顕微鏡で観察したりします。

また、サルコイドーシスになると、ツベルクリン反応が陰性になることもよくあります。慢性の病気で、症状が長引いたり、再発をくり返すと、白内障や緑内障を合併し、視力が低下します。

治療の方法

散瞳薬の点眼、副腎皮質ステロイド薬の点眼や目への注射、点滴、内服を行ないます。

蚕蝕性角膜潰瘍(さんしょくせいかくまくかいよう)

2月13日

蚕蝕性角膜潰瘍は角膜の周辺部に沿って円弧状に角膜が薄くなる病気

通常、角膜潰瘍は角膜の中央に起こることが多いのですが、この病気は角膜の周辺部に沿って円弧状に角膜が薄くなるものです。めずらしいですが重症の角膜の病気です。

原因は何か

角膜を自分の免疫が攻撃する自己免疫疾患(じこめんえきしっかん)のひとつと考えられています。やはり自己免疫疾患である関節リウマチの患者さんに、蚕蝕性角膜潰瘍と同じような状態が生じることがあります。

症状の現れ方

白眼のある部分の強い充血と眼痛を生じます。眼痛が強いとされていますが、ほとんど痛みを訴えない場合もみられます。目やにはあまり出ません。

角膜の中央は最初は侵されないので、視力はあまり低下しませんが、進行すると強度の乱視(らんし)や角膜中央のはれを伴ってきて視力が低下します。また、薄くなったところに孔(あな)があくこともあり、その場合は熱い涙が突然出て、視力が急に低下します。片眼のことも両眼のこともあります。

検査と診断

他の自己免疫疾患がないか血液検査を行います。通常の蚕蝕性角膜潰瘍はそれだけで発症し、他の自己免疫疾患を伴いませんが、もし他の自己免疫疾患が見つかれば、それに対する治療が必要になってきます。

関節リウマチで蚕蝕性角膜潰瘍と類似の状態になったものは、「関節リウマチに伴う周辺部角膜潰瘍」と考えられており、蚕蝕性角膜潰瘍とは別とされていますが、両者が本当に別の病気であるのかどうかは、実はよくわかっていません。

治療の方法

この病気は、自分の免疫反応が自分の体を障害している状態なので、免疫反応を抑制するよう副腎皮質ステロイド薬を使用します。点眼では不十分なことが多く、内服などの全身投与を併用します。また多くの例で、治療用のソフトコンタクトレンズを装用します。免疫抑制薬を使用する場合もあります。

重症の場合は薬物療法では不十分で、外科的に角膜潰瘍を生じている部分の結膜を切除し、その部の黒眼と白眼の境界部に、ドナー(提供者)由来の角膜の表層断片を移植する角膜上皮(かくまくじょうひ)形成術という特殊な手術を行います。

霰粒腫(さんりゅうしゅ)

2月13日

霰粒腫とはマイボーム腺が詰まって、なかに粥状のどろりとしたものがたまり、慢性的な炎症が起こって腫瘤ができる病気

マイボーム腺(まぶたの深部にある脂腺)が詰まって、なかに粥(じゅく)(かゆ)状のどろりとしたものがたまり、慢性的な炎症(肉芽腫性(にくげしゅせい)炎症)が起こって腫瘤(しゅりゅう)ができる病気です。乳幼児から老人まで、あらゆる年齢層に発生します。

原因は何か

マイボーム腺はまつ毛の生え際近くに開口部がありますが、その開口部が炎症などで詰まることによって起こります。

症状の現れ方

まぶたにドーム状のしこりができます。普通、痛みはありません。放置すると次第に大きくなっていきます。外から触れるとコリコリしたしこりができています。

放置すると、まぶたの皮膚側や内側に破れて内容物が出ることがあります。しかし内容物が出ても、麦粒腫(ばくりゅうしゅ)と違い、これで治りきることはまずありません。また、時には腫瘤に細菌感染を併発することがあり、この場合、麦粒腫のように発赤と痛みを伴います。

検査と診断

症状と無痛性のしこりの存在から、診断は比較的容易です。ただ、同一部に再発を繰り返す場合、がんの可能性もあるので、手術で摘出した組織を顕微鏡で調べる必要があります。

治療の方法

局所麻酔をし、切開して摘出します。小児の場合は全身麻酔が必要になります。原則は手術ですが、手術を避けたい場合は、ステロイド薬を腫瘤に注射します。これで治らない場合は、やはり手術が必要です。

病気に気づいたらどうする

まぶたにできたしこりに気づいても、通常は痛くないので、眼科受診が遅れがちです。傾向としては徐々に大きくなっていくので、早めに眼科を受診しましょう。