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交感性眼内炎(こうかんせいがんないえん)

3月13日

交感性眼内炎はぶどう膜が損傷するような外傷を受けた人のなかで、受傷したほうの眼だけでなくその反対の眼にも炎症が起こることがあり、両眼の視力低下をが起きる病気

ぶどう膜が損傷するような外傷を受けた人のなかで、受傷したほうの眼だけでなくその反対の眼にも炎症が起こることがあります。両眼の視力低下を来すため、古くから恐れられている疾患です。まれに手術後に起こることもあります。

原因は何か

色素細胞が、外傷をきっかけに免疫系にさらされることにより、色素に富んだぶどう膜に対する自己免疫反応が起こると考えられています。色素細胞に対する自己免疫反応という意味では、原田病と同じ病態であり、経過も似ていますが、外傷がきっかけになる点で区別されます。

症状の現れ方

原田病とほぼ同様の症状を示します。

検査と診断

原田病と同様に蛍光(けいこう)眼底造影検査や髄液(ずいえき)検査が重要です。血液検査では、白血球の増多、赤沈の亢進、CRP陽性化などの炎症性の反応がみられます。また、白血球の血液型である組織適合抗原(HLA)のなかで、DR4あるいはDR53をもった人によく発症することも原田病と同様です。

治療の方法

原田病の治療に準じて、ステロイド薬の大量点滴あるいはパルス療法が行われます。免疫抑制薬が使われる場合もあります。穿孔性(せんこうせい)(孔(あな)があく)の眼の外傷を受けた人で、遺伝的素因がある場合(HLA―DR4、DR53など)には、十分な経過観察が必要です。受傷した眼の視機能の回復がまったく期待できない場合には、本症の発症を予防するために、受傷した眼球を摘出することもあります。

病気に気づいたらどうする

治療の開始時期が遅れると視力の回復が望めない場合もあるので、早めに治療を受けることが重要です。

高血圧性網膜症/網膜動脈硬化症

3月13日

高血圧症や動脈硬化症は、全身の血管に異常が起こる病気で、網膜の血管にも異常な変化が起こりますが、それを高血圧性網膜症、網膜動脈硬化症と呼んでいる

高血圧症や動脈硬化症は、全身の血管に異常が起こる病気です。当然、網膜の血管にも異常な変化が起こりますが、それを高血圧性網膜症、網膜動脈硬化症と呼んでいます。

網膜血管の異常は、眼底を観察することによって明瞭に見ることができます。高血圧症や動脈硬化症の人は、よく内科で眼底検査を受けるよう指示されます。また、人間ドックや成人病検診でも眼底検査や眼底写真の撮影が行われます。

それは、全身のなかで網膜の血管だけが直接見ることができるからです。網膜の血管を見ることによって全身の血管の変化を推定することができるので、眼底検査は高血圧症、動脈硬化症の内科的な診断や治療のうえでとくに重要です。

症状の現れ方

普通、自覚的な眼の症状はめったに現れません。急激に血圧が上がる急性高血圧症では網膜の出血やむくみが起こり、そのため視力が低下することがありますが、高血圧症の大部分を占める原因不明の本態性高血圧では、症状が現れるのはむしろまれです。

検査と診断

眼底検査を行ったり、眼底写真を見ることによって診断されます。高血圧性の変化としてはまず動脈が細くなりますが、血圧が著しく高くなると出血や白斑(はくはん)、網膜のむくみ、視神経のむくみなどが起こります。

動脈硬化性の変化としては、動脈の反射が高まる、静脈が太くなる・蛇行する、動脈と静脈が交差する部で静脈がくびれるなどがあり、進行すると動脈が銅線や銀線のようになります。医学的には、これらの変化はいくつかの段階に分類され、内科での診断や治療の参考にされます。

治療の方法

網膜の血管だけを治療することはできませんし、しても意味がありません。血圧のコントロールなど、内科的な治療が優先されます。

高血圧性網膜症・網膜動脈硬化症は、それ自体が視力を脅かすことはまずありません。しかし、重要なのは、あとの項で述べる網膜動脈閉塞症や網膜静脈閉塞症、虚血性視神経症(きょけつせいししんけいしょう)など視力を低下させる病気の要因になることです。それらを予防するためにも、全身的な治療が大切になります。

病気に気づいたらどうする

高血圧、動脈硬化のコントロールや治療が重要です。高血圧症や動脈硬化症の大部分は生活習慣病ですから、内科の医師の治療、指導をきちんと受け、それをよく守ることが大切です。

虹彩毛様体炎(こうさいもうようたいえん)

3月13日

虹彩毛様体炎は虹彩および毛様体が炎症によりはれたり、充血したりする病気のこと

虹彩および毛様体が炎症によりはれたり、充血したりする病気をいいます。眼の前のほうに位置する虹彩や毛様体の炎症なので、前部(ぜんぶ)ぶどう膜炎(まくえん)ともいいます。

原因は何か

原因によってではなく、炎症の起こっている部位に基づいてつけられた病名です。そのため、細菌、ウイルス、真菌(カビ)などによる感染性のものや、免疫反応によって起こるものなど、さまざまな原因によるものが含まれます。原因の特定が難しいこともあります。

免疫反応によるものとしては、後述する原田病、サルコイドーシス、ベーチェット病などが含まれます。ほかに、若年性関節リウマチ、慢性関節リウマチ、強直性脊椎炎(きょうちょくせいせきついえん)、ライター症候群などのいわゆるリウマチ性疾患や、潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)、クローン病などの炎症性腸疾患などがあげられます。また、アトピー性皮膚炎に伴って起こることもあります。

症状の現れ方

急に片眼または両眼の球結膜(きゅうけつまく)(白眼のところ)の充血が起こります。眼は赤くなりますが、結膜炎とは違い、目やには出ません。自覚症状としては、眼が痛くなったり、まぶしく感じたり、見えにくくなったり、眼がかすんだりします。飛蚊症(ひぶんしょう)(黒い小さいものが飛んでいるように見える)が現れることもあります。

検査と診断

虹彩・毛様体の部分に炎症が認められれば、本症と診断されます。しかし、虹彩や毛様体の炎症を直接みるのは難しいことが多いので、眼のなかに細いスリット状の光を入れて、顕微鏡で観察する検査(細隙灯(さいげきとう)顕微鏡検査)で角膜と水晶体の間の前房水(ぜんぼうすい)に炎症による混濁があるかどうかをみます。前述のようにさまざまな全身疾患に合併することが多いので、血液検査、胸部X線検査などを行って、原因疾患が何かを調べることが大切です。

治療の方法

原因が不明で炎症が虹彩毛様体部に限られている場合は、炎症を抑えるための治療として、ステロイド薬の点眼が基本になります。炎症が強ければ、ステロイド薬を結膜下に局所注射することがあります。時にステロイド薬の内服も併用します。また、散瞳薬(さんどうやく)の点眼をして虹彩と水晶体が癒着(ゆちゃく)するのを予防します。経過はおおむね良好ですが、再発も多くみられます。原因が特定できる時は、併せてその治療を行うことが大切です。

病気に気づいたらどうする

すみやかに眼科を受診し、検査を受けて治療をする必要があります。炎症が起きている状態で放置すると、視力の回復が難しくなり、虹彩と水晶体の癒着を起こし、緑内障(りょくないしょう)の原因になることもあります。

虹彩離断(こうさいりだん)

3月13日

虹彩離断とは鈍的外傷により、虹彩が離断された状態のこと

鈍的(どんてき)外傷により、虹彩(こうさい)が離断された状態です。多くは前述の前房出血を伴います。

原因は何か

外力が加わって、その圧力が虹彩を引き伸ばし、引き裂かれることによります。

症状の現れ方

瞳孔(どうこう)は正常では正円をしていますが、離断した虹彩は牽引(けんいん)がかかり(引っぱられる)、不整形を示します。全周にわたって離断した場合を外傷性無虹彩症(むこうさいしょう)といいます。程度により異なりますが、多くの症例で視力低下、羞明(しゅうめい)(まぶしさ)、眼圧の上昇などを来します。

検査と診断

視力・眼圧・細隙灯(さいげきとう)顕微鏡検査、眼底検査などを行います。外傷性虹彩炎(がいしょうせいこうさいえん)、高眼圧、硝子体(しょうしたい)出血、網膜剥離(もうまくはくり)などの合併症の有無を確認します。

治療の方法

散瞳剤(アトロピン点眼)、ステロイド薬の点眼で炎症を鎮めます。また、高眼圧に対しては、点眼および内服治療を行います。

後発白内障(こうはつはくないしょう)

3月13日

後発白内障は白内障の手術後、数カ月あるいは1年以上たったころ、混濁によって網膜に届く光がさえぎられて、再び白内障のような症状が起こること

白内障の手術後、数カ月あるいは1年以上たったころ、手術直後に比べて少しかすんで見えるようになってくることがあります。これは、白内障手術時に残した水晶体(すいしょうたい)の袋(水晶体嚢(のう))が薄く白色に混濁(こんだく)してきたためで、その混濁によって網膜に届く光がさえぎられて、再び白内障のような症状が起こることから後発白内障といわれます。

原因は何か

水晶体嚢は細胞からできていて、その細胞が手術後徐々に増殖し、嚢の厚みが増したもので、悪性のものではありません。しかし、一度にごると透明にもどることはありません。

治療の方法

治療は、ヤグレーザーという光線で、その白濁した水晶体嚢の中心を破り、光のとおり道をつくります。眼科の外来で短い時間で処置ができます。多くの場合、一度レーザーを受けると、またよい視力にもどります。

処置後、一時的にもやもやしたにごりが見えることがあります。これは飛び散らせた水晶体嚢のかけらが眼内に浮遊しているのが見えているためで、次第に沈んでいき、気にならなくなります。また眼圧が一時的に上昇したり、まれに網膜剥離(もうまくはくり)を起こすことがあるので、レーザー治療後も眼科受診が必要です。

後部硝子体剥離(こうぶしょうしたいはくり)

3月13日

後部硝子体剥離とは硝子体が視神経乳頭(ししんけいにゅうとう)という視神経が網膜面に出ているところで、網膜面に、ほかの部分よりも強くくっついていますが、ついにはそこのくっつきもはずれてしまうこと

硝子体は、若い時には透明なゼリー状の物質で、網膜(もうまく)との間にすきまがありません。しかし、加齢とともに次第に網膜面から離れて、前方つまり水晶体(すいしょうたい)の方向に移動します。

硝子体は、視神経乳頭(ししんけいにゅうとう)という視神経が網膜面に出ているところで、網膜面に、ほかの部分よりも強くくっついていますが、ついにはそこのくっつきもはずれてしまいます。これが、後部硝子体剥離です。

原因は何か

硝子体はコラーゲン線維という蛋白質が大量の水分を含んだ組織です。加齢とともにコラーゲン線維が縮んで、網膜面から離れて前方に移動します。つまり、後部硝子体剥離は硝子体の老化現象といえます。水晶体の老化現象の白内障と同じです。

症状の現れ方

明るいところや、白っぽい壁を見た時に、眼の前に黒い点や糸くずのようなものが、ふわふわ動いて見える症状を飛蚊症(ひぶんしょう)といいます。眼の前に蚊が飛んでいるように見えることからこの名前がついています。

硝子体とはゼリー状のどろっとした物質で、眼を動かすと、そのなかのにごりもゆらゆら動き、それに伴って瞳孔から入ってきた光でできるにごりの影も揺れ動きます。
そのため眼を動かすたびに、糸くずのようなものがふわふわと飛んでいるように見えます。後部硝子体剥離の時は、もともと視神経乳頭の周囲にあたる丸い輪の形をした硝子体のにごりが網膜の近くに浮かぶことになり、これが影を落として飛蚊症として自覚されます。

硝子体の引っ張りによって、網膜血管が傷つけられて硝子体出血が起こると、霧視(むし)が自覚されます。また、後部硝子体剥離が起こる時に、網膜と硝子体のくっつきが強い部分の網膜を引っ張り、この刺激が光刺激として脳に伝わると、「ピカピカ光っているものが見える」「稲妻が走っている」などの、光視症(こうししょう)と呼ばれる症状が現れることがあります。

検査と診断

網膜や硝子体の状態を詳しく調べるために、点眼散瞳薬(さんどうやく)で瞳孔を開いて、眼底検査を行います。この検査で、生理的飛蚊症・硝子体出血・硝子体混濁(こんだく)といった症状がよく似ている病気と区別することができます。また、網膜裂孔(もうまくれっこう)・網膜剥離(もうまくはくり)・硝子体出血といった合併症が起こっているかどうかを調べることもできます。

治療の方法

網膜裂孔・網膜剥離・硝子体出血などの合併症が生じた時には、手術療法を主とした治療が必要です。

一方、後部硝子体剥離自体は、ちょうど白髪になるのと同じく老化現象の一種で、病気とはいえません。したがって治療の必要のないものです。飛蚊症とはたいてい一生付き合うことになります。硝子体のにごりが網膜面に近い時には網膜に濃い影を落とすので、飛蚊症の症状もきつく感じられますが、徐々ににごりが前のほうに移動して網膜から遠くなると影も薄くなり、症状も軽くなってくるのが普通です。

病気に気づいたらどうする

飛蚊症・光視症・霧視(むし)など後部硝子体剥離に伴う症状は、いずれも緊急の治療を必要とする重い疾患のサインである危険性があることに注意が必要です。しかも、危険の少ないものか否かの判断は難しいので、必ず、すみやかに眼科を受診することが大切です。

緊急治療を必要とする代表的な疾患が網膜剥離です。網膜剥離の原因はいろいろありますが、年輩の方に起こる網膜剥離の主な原因は、後部硝子体剥離です。硝子体が網膜からはずれて前に移動する時に、網膜と癒着が強い部分があると、網膜に破れができてしまうことがあります。この破れから網膜の下に液化した硝子体が入り、網膜がはがれた状態が裂孔原性網膜剥離です。

網膜色素上皮細胞(もうまくしきそじょうひさいぼう)という茶色の細胞が破れをとおして硝子体にまき散らされると、この影も飛蚊症の原因になります。網膜が破れる時に網膜の血管も切れてしまうと、硝子体出血が起こり、これが原因で飛蚊症や霧視を感じることもあります。