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アカントアメーバ角膜炎

12月13日

アカントアメーバ角膜炎とはアメーバの一種であるアカントアメーバが角膜に感染して起こる病気のこと

アメーバの一種であるアカントアメーバが角膜に感染して起こる病気です。非常にまれな感染ですが、角膜の感染症のなかでは最も重症です。

原因は何か

アカントアメーバは通常なかなか感染を起こしませんが、多くはアメーバで汚染されたコンタクトレンズを使用することによって生じます。

症状の現れ方

非常にゆっくりと進行しますが、他の感染に比べて眼の痛みが相当強いのが特徴で、涙もかなり出ます。また、白眼の充血も非常に強くなります。視力の低下は初期は軽度ですが、徐々に見えにくくなり、進行すると重度の視力障害になります。目やには軽度です。

通常は片眼性です。

検査と診断

角膜の悪くなっている部分をこすり取って、アカントアメーバを検出しますが、特殊な病原体であり、また、めずらしい病気であるだけに、大きな総合病院でも検査が困難なことが多い点が問題になっています。

治療の方法

アメーバに対する特効薬がないため、抗真菌薬を使用しますが、それに加えて感染した角膜表面を何度も削る治療を併用する必要があります。

根治には何カ月もかかることがまれではありません。どうしても治らない場合は、角膜移植を余儀なくされる場合もあります。

病気に気づいたらどうする

アメーバは大変に感染しにくい病原体であり、正しくコンタクトレンズを使用している場合に感染することはあまりありません。しかし、いったん感染すると、診断・治療は困難を極めます。この病気は予防することが大切といえます。

圧迫性視神経症(あっぱくせいししんけいしょう )

12月13日

圧迫性視神経症とは眼球から後方に延びる視神経が、頭蓋内の視交叉に至るまでの間に何らかの病変により圧迫を受け、視神経線維に直接的な圧迫や循環障害が起こり、視力・視野障害が起こった状態のこと

眼球から後方に延びる視神経が、頭蓋内の視交叉(しこうさ)に至るまでの間に何らかの病変により圧迫を受け、視神経線維に直接的な圧迫や循環障害が起こり、視力・視野障害が起こった状態です。片眼に慢性、かつ進行性の視力・視野障害が起こります。

原因は何か

眼窩(がんか)内の腫瘍や、甲状腺機能異常(こうじょうせんきのういじょう)に伴う外眼筋(がいがんきん)の腫大(甲状腺眼症(こうじょうせんがんしょう))、副鼻腔(ふくびくう)の占拠性病変(蓄膿(ちくのう)手術後の嚢胞(のうほう)、悪性腫瘍など)、頭蓋内腫瘍(ずがいないしゅよう)(髄膜腫(ずいまくしゅ)、頭蓋咽頭腫(ずがいいんとうしゅ)など)、頭蓋内内頸動脈瘤(ないけいどうみゃくりゅう)や内頸動脈硬化症などによる視神経の圧迫が原因として報告されています。副鼻腔病変による圧迫性視神経症は、鼻性(びせい)視神経症や鼻性視神経炎と呼ばれることもあります。

症状の現れ方

一般には、片眼に数カ月にわたってゆっくりと進行する、無痛性の視力低下・視野異常として起こります。ゆっくりと進行すること、痛みがないことが他の視神経症と比較して特徴的です(ただし、副鼻腔の腫瘍の場合は痛みを伴うことが多い)。眼窩内の病変による場合は、眼球突出(がんきゅうとっしゅつ)を伴うことがあります。

中心視力が低下することが多いのですが、視野狭窄(きょうさく)のみで視力は低下しないこともあります。視野異常も中心が見えにくくなる中心暗点から、耳側もしくは鼻側半分が見えにくくなる半盲性(はんもうせい)障害までさまざまです。

検査と診断

眼底検査では、進行すれば視神経乳頭に萎縮所見を示しますが、多くの場合は異常はありません。片眼性の場合は、瞳孔(どうこう)の対光反応に左右差があることが特徴的で、診断上重要です。
症状・経過・眼底および視野検査・瞳孔反応などから圧迫性視神経症が疑われる場合、確定診断にはCT・MRIなどの画像診断が必須になります。動脈瘤など血管性病変が疑われる場合は、MRアンジオグラフィ(MRA)や脳血管造影が必要になります。

また蓄膿の手術歴があるか、甲状腺疾患を指摘されたことがあるかなど、十分な病歴聴取も診断の一助になります。

治療の方法

基本的には原疾患の観血的(かんけつてき)治療(手術など)が原則となり、脳外科や耳鼻科などと連携した治療が必要です。術後は、神経の保護目的でビタミンB12製剤(メチコバール)を内服することがあります。

病気に気づいたらどうする

多くは片眼性・無痛性で、急激発症の形をとらないため、たまたま片眼を閉じてみたら見えにくいことに気づく場合がほとんどです。ゆっくりではあるものの慢性進行性である点が重要で、そのような場合はできるだけ早く眼科で精密検査を受ける必要があります。

まず、眼科で視機能低下の原因となるような病変が眼内にないことを確認のうえ、画像診断を受けることと、耳鼻科や脳外科などとの連携が重要です。

アレルギー性結膜炎、春季カタル

12月13日

アレルギー性結膜炎は異常に亢進した生体防御反応(アレルギー)によって結膜に炎症の起こる病気で、春季カタルは重症のアレルギー性結膜炎で、青少年に多く発症します

アレルギー性結膜炎は、何らかの外来異物(アレルゲン、抗原)に対する、異常に亢進した生体防御反応(アレルギー)によって結膜に炎症の起こる病気です。アトピー体質(アレルギー反応を起こしやすい体質)の人は起こりやすくなります。

春季カタルは重症のアレルギー性結膜炎で、青少年に多く発症します。

原因は何か

アレルギー反応を生じさせる外来異物には、花粉、ダニ、ハウスダスト、動物の毛、コンタクトレンズなどたくさんあります。花粉症の場合、主にスギ花粉は2-4月に、ヒノキ花粉は5月に、カモガヤは5-6月に、ブタクサは8-10月に起こります。

症状の現れ方

アレルギー性結膜炎では、掻痒感(そうようかん)(かゆみ)が強く、結膜充血、浮腫(ふしゅ)、異物感、目やに(眼脂(がんし))、眼瞼腫脹(がんけんしゅちょう)などがみられます。角膜(かくまく)(黒眼)に軽い傷ができることもあります。角膜病変があれば、視力低下が起こります。コンタクトレンズ関連のアレルギーでは、レンズのくもりが起こります。

また、眼以外にくしゃみ、鼻水を伴うこともあります。症状は、花粉症のようにある季節にだけ起こることもあります。

春季カタルでは、くわえて上眼瞼結膜(じょうがんけんけつまく)(上まぶたの裏側)にぶつぶつ(乳頭)ができ、重症では大きなぶつぶつ(巨大乳頭)となります。角膜近くの眼球結膜が発赤し、分厚くはれます。重症例では角膜に傷がつき、混濁します。巨大乳頭は、コンタクトレンズ関連のアレルギーでも起こります。

検査と診断

強い掻痒感を伴う結膜充血、浮腫、眼脂などから診断します。アトピー体質、季節性があることなども参考になります。結膜擦過(さっか)(こすりとる)サンプルからは、アレルギーに特有の白血球(好酸球)が証明されます。

抗原の検索も行いますが、これには皮膚に微量の疑わしい抗原を塗布して反応をみるパッチテストや、血液を調べるRAST法、MAST法などがあります。

治療の方法

抗原が特定されれば、それを避けるように心がけます。

花粉症ではアレルゲンである花粉の飛散時期の2週間以上前から、抗アレルギー薬の点眼を行っておくと症状が軽くてすみます。アレルギー性結膜炎の症状が出たあとは、ステロイド薬の点眼を中心にした治療を行います。

春季カタルやアトピー性など重症の場合、ステロイド薬の結膜下注射や、内服による全身投与を行うこともあります。ただし、ステロイド薬は長期間使用すれば、緑内障(りょくないしょう)などの副作用が出る場合があるので、症状が軽減したら非ステロイド性の抗アレルギー薬や消炎薬に切り替えます。また、人工涙液を頻回に点眼し、アレルゲンを洗い流すことも有効です。

春季カタルで上眼瞼結膜にできた巨大乳頭は、手術によって切除することもあります。

コンタクトレンズ関連のアレルギーの場合は、いったんコンタクトレンズの装用を中止して前記の治療を行い、治ってから装用を再開します。レンズの種類としては、ハードコンタクトレンズか使い捨てのソフトレンズがよいでしょう。

病気に気づいたらどうする

早めに専門医の診察を受けてください。