Dr.コロネオを招聘し最新の研究成果を発表
J&J、眼と紫外線に対する研究の第一人者であるDr.コロネオを招聘し最新の研究成果を発表
2010/3/24
ジョンソン・エンド・ジョンソン ビジョンケアカンパニーは3月23日、眼と紫外線が与える影響について長年研究し、その第一人者であるニューサウスウェールズ大学 プリンス オブ ウェールズ附属病院 眼科学部 教授兼学部長のミナス コロネオ先生を招き、紫外線と眼について、また紫外線が角膜や水晶体などに与える影響に関する研究結果をもとに、紫外線から眼を守る重要性を説いたセミナーを開催した。
「紫外線は、眼に様々な悪影響を及ぼす。紫外線によるダメージが蓄積されると、ゆくゆくは白内障や、翼状片などの疾患につながる」と、紫外線は私たちの眼の健康を阻害するものであるとコロネオ先生は警鐘を鳴らす。「私の患者には、紫外線による被爆を少なくするように注意を促している」と、いかに眼に紫外線を浴びることなく生活するかを考える必要があると説明する。
では、紫外線を浴びすぎてしまった眼は、どのような眼病を引き起こすのだろうか。「光誘発角膜炎という通称・雪眼炎や気候性滴状角膜症といった病気の他に、内皮細胞の変化などが現れてくる」と、角膜に大きなダメージを与えてしまうようだ。「また、紫外線は結膜にも悪影響を及ぼす。日照時間の長い地域に住み、長時間にわたる被爆や戸外で作業する職業に従事する人は、瞼裂斑や翼状片の患者が多くいる。これらは紫外線の影響から、これらの病気を疾患したものとみられる」と、翼状片など失明の危険性もある病気のリスクが高いとコロネオ先生は述べていた。
こうした眼病を引き起こす前に、紫外線から眼を守るにはどうしたらよいのだろうか。コロネオ先生は、「サングラスとつばの広い帽子でブロックして欲しい。また、最近ではUVカットのコンタクトレンズが登場した。これは、眼球をすべてレンズで覆うため、反射光などにも対応でき効果が高い」と、紫外線防除のツールとしてUVカットコンタクトレンズは有効とのこと。
「サングラスとUVカットコンタクトレンズで紫外線を浴びた量を計測し、比較した結果、サングラスは周辺光に対する保護効果がほとんど期待できなかったのに対し、UVカットコンタクトレンズは眼に到達する紫外線の量を大幅に軽減した」と、試験結果からもUVカットコンタクトレンズが、紫外線から眼を守る有効なツールであることがわかった。
コロネオ先生は、長い期間、紫外線を浴びることで蓄積されたダメージによって翼状片などを疾患すると述べていたが、どのくらいの年齢から眼の紫外線対策を行えばよいのだろうか。「低レベルの紫外線を照らし、そのダメージをみる試験を行った結果、紫外線被爆に関連する変化は、9歳の子どもから観察された。つまり、9歳頃から紫外線から眼を守る対策が必要になってくる」と、子どもの頃からUVカットコンタクトレンズなどを使って紫外線を防御する必要があるという。「紫外線予防にかかる投資は、例えば白内障の治療にかかる費用からみればとても少ない」と、予防投資は決して無駄な費用ではないとも述べていた。
ジョンソン・エンド・ジョンソンビジョンケアカンパニー 学術渉外部のクリスティーナ・シュナイダー シニアディレクターは、「当社が販売するコンタクトレンズのすべての製品が、UVカットコンタクトレンズとなっている。当社は、コンタクトレンズを開発する際に、ユーザーの眼の健康を阻害する大きな要因に紫外線があると考え、長年研究に取り組んできた。今年、日本市場に上市する『ワンデー アキュビュー トゥルーアイ』にもUVカットが施されている」と、新製品についてもUVカットを採用し、ユーザーの眼の健康を守っていく考えを示した。
