眼鏡のフォーカスポイント、直前に上場延期
眼鏡のフォーカスポイント、直前に上場延期
〈クアラルンプール〉
国内最大の眼鏡店チェーン、フォーカスポイントは7月27日、同日予定していたブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)ACE市場上場を延期すると発表した。上場延期が直前になって延期されるのはまれで、2006年GPオーシャンが前日に延期を発表して以来。上場の当日に経営に関する苦情が寄せられており、その影響もあると見られている。
同社は声明の中で、延期の事実だけを発表、理由等については後日詳細を発表すると述べた。加えて関係各社、投資家に対し迷惑を謝罪、全てのチェーン店は今までどおり経営、影響はないと述べた。投資家の支払いについてはOSK投資銀行、マレーシアン・イシュイング・ハウスが安全に保管していると述べた。
マレーシア投資協会(MIA)のP.H.S.リム会長は、フォーカスポイント、ブルサ・マレーシア、証券委員会(SC)に対し、理由を明らかにするよう要請。株式上場は社会一般のお金に関わることであり、新規株式公開(IPO)の信用性に関わる重要な事柄なので理由を公開することは必要だと語った。
フォーカスポイントは全国で144店舗を展開、2011年までに200店達成を目指している。2009年の売り上げは9,920万リンギ(約27億2,200万円)、純利益は830万リンギ(約2億2,800万円)を計上している。寄せられた苦情は▽検眼士、めがね販売免許取得者が不足している▽コンタクトレンズを資格のない者が販売している▽全144店に対し、専門機械であるK-メーターが27しかない--との3点に関するもの。これに対し同社は上場を妨げる根拠のない中傷だと反論、免許取得者は152人おり、コンタクトレンズも資格取得者のみが販売、専門機器も全店に整えていると語った。
