カラーコンタクト利用者はおしゃれに敏感? 目指すのは「ナチュラル系」……チバビジョン調査

カラーコンタクト利用者はおしゃれに敏感? 目指すのは「ナチュラル系」……チバビジョン調査

チバビジョンは、「おしゃれ用 度なしカラーコンタクトレンズ」が薬事法の規制対象になって丸2年経ったことを機に、「カラーコンタクトレンズ(以下、カラーCL)」を含むソフトCLを使用している20~34歳の女性540名を対象に調査を実施した。

 調査では、まず「平日休日の利用」について、カラーCLのタイプ別に聞いたところ、カラータイプの63%とリングタイプの77%が「平日も休日もどちらも使用」すると回答。カラータイプとリングタイプで差はあるものの、どちらも大多数のユーザーが日常的に使っていることがわかった。

 「利用目的」においては、カラータイプでは「ファッションアイテムの1つ」(56%)、「おしゃれを楽しむため」(52%)であるのに対して、リングタイプは「黒目を大きく見せるため」(73%)、「目ヂカラをアップさせるため」(66%)の順に回答が上位に。

 また、CLユーザーの大多数を占めるクリアレンズユーザーに対して、カラーCLやカラーCLユーザーのイメージを聞いたところ、「ギャルっぽい」(31%)が圧倒的に多く、「不自然な目」(25%)、「若者向け」(23%)、「目の健康に悪い」(18%)などネガティブなイメージが上位に挙がった。

 一方で、カラーCLを使っているユーザー自身が考える「ファッションやメイクの仕上がりについて目指すイメージ」は、「ナチュラル系」(26%)が最も多く、以下「カジュアル系」(17%)、「ガーリー系」(14%)、「フェミニン」(12%)と続き、クリアレンズユーザーがカラーCLユーザーに対して抱く「ギャル系」はわずか6%にとどまっている。「カラコン=ギャル系」と思われていた認識は、実際とは隔たりがあることがこの結果からも見て取れる。

 ところで、「おしゃれカラコン」は2009年以前までは「雑品」として取り扱われていたが、ユーザー間で深刻な目のトラブルが多発したため、2009年2月に「高度管理医療機器」として薬事法の規制対象となった。「おしゃれカラコン」が薬事法の規制対象になったことについてその認知を聞いたところ、「詳しく知っていた」ないしは「聞いたことがあった」と回答した人はクリアレンズユーザー 26%、カラーCLユーザー 48%だった。

 同様に2011年2月4日以降は「厚生労働省から承認されたレンズ(カラーCL)しか販売できなくなったこと」、「許可を受けたお店でしか買うことができなくなったこと」に対しても、カラーCLユーザーの方がクリアレンズユーザーよりも認知率が高いことがわかった。

 前問で聞いた規制の認知レベル別にコンプライアンス(法規遵守)関連の項目を見ると、“詳しく知っていた”ユーザーでは眼科医で眼の検査を「3ヶ月に1回以上」、「6ヶ月に1回程度」受けているという回答が合わせて47%となり、非認知者の32%を上回った。規制について“詳しく知っていた”ユーザーほど受診頻度が高いことがわかる。

 カラーCLの購入経路別に「レンズ装用について説明を受けた」、「必ず決められた期間で交換する」、「3ヶ月に1回以上+6ヶ月に1回程度、眼科での検診を受ける」などの項目を細かく見ると、「眼科のみ」ないしは「CL専門店のみ」で購入するユーザーの回答がいずれも「インターネットのみ」で購入するユーザーより高い結果に。このことから、眼科医の診断を受けて購入するユーザーほど正しい装用を心がけている様子がわかる。

 さらに「交換期限の遵守」をカラーCLの種類別に比較したところ、「必ず決められた期間で交換する」という回答は2週間以上使い捨てタイプのユーザー 37%に対して1日使い捨てタイプのユーザー 61%と、1日使い捨てタイプのユーザーのほうが高い結果となった。この結果はクリアレンズに関しても同様だった。

 最後に、クリアレンズ、カラーCL、それぞれのユーザーに「ファッション、美容、健康に対する意識」を聞いたところ、全ての項目においてカラーCLユーザーの方が意識が高いという結果が出た。特徴的だったのは「美容だけでなく、健康にも配慮している」(56%)、「目について、見た目だけでなく、目の健康にも配慮している」(43%)など、美容やメイクのみならず目への健康にまで配慮し、高い関心を示していることがわかった。

 カラーCLの使用状況を探るため「利用シーン」を聞くと、カラータイプ、リングタイプいずれも1位「友達と会う」、2位「ショッピングに行く時」、3位「デート時」など、日常のなかで人と会う際のお洒落アイテムとして利用していることが明らかになった。

 調査結果を踏まえ、報告書では「リングタイプは瞳の印象深さを与えることから、営業やプレゼンなど仕事をする場面で有効となるかもしれません」とカラーCLの効用を分析している。また、カラーCLにおいてもクリアレンズと同様に、「眼科医の検査・処方のもとに購入し、定められた装用方法に従い、定期的に眼科検診を受けることが必要」として、同社では今後も正しいカラーCLの使い方や装用について、継続的に啓発活動をおこなっていくとしている。

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